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2007.10.30 認識不足
ある政治家の発言。

「お役人はポストがころころ入れ替わるから、
 国家百年の計を考える立場にはない。
 それを考えるのが我々政治家の役割である。」


未だにこういう意識で仕事をする人間がいるから嘆かわしい。
メディアでよく見る議論ではあるから、外野でならともかく、
よりにもよって現実に政治に携わろうとする人間がこんなだなんて。

そういう意識で行政官に接していたら、
いつまで経っても、本当の意味での政官協働は実現しないじゃないか。
そもそも「お役人」という言い方に、侮蔑のニュアンスが含まれる。
国や時代が変われば、「士大夫」「高級官僚」と言われるのに。

まぁ、それは言い過ぎだとしても(本当に)、
スキャンダラスな一部を除く大多数の「お役人」の仕事姿を知る人が、
単に万人に受け入れられるからという理由だけを拠り所に、
そんな物言いをしていいものか。それこそ国家百年の計を欠く。

政治家ってすごい仕事だと思う。
選挙では何万人もの人に自分の名前を書かせるわけだし、
要望さえあればどんな分野の政策にも携わるわけだし。
でも、だからこそその道の専門家としての行政官を、
上手に使うスキルが彼らには必要なわけで、
それを「百年の計を考えられない」と切り捨てたら、元も子もない。

とはいえ、曖昧な物言いで逃げ腰の行政官がいるのも事実。
同じ場でそんな行政官を目の当たりにして、失望した日でもあった。
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