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2011.04.14 文化週間
この1週間はとても文化的な夜を毎晩のように過ごしておりました。ので、御報告。写真とかもいろいろ撮ってきたんですがね、どうも取り込んだりアップロードしたりするのが面倒で、それがブログ更新の一つの足かせになっているとも思われるので、今回はテキストだけで。

6日(水)
シャンゼリゼ劇場で急遽開催されることになった日本復興支援のイベント。百年に一人の逸材と言われるトップダンサーのシルヴィ・ギエムが言いだしっぺになり、アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ、庄司紗矢香など、各界のトップアーティストが20名以上参加し、ダンス→演奏→詩や俳句、被災者の手紙の朗読というのを繰り返して2時間半。すごかったです。NHKでもそのうち放送するらしい。

7日(木)
オルセー美術館で前々日から始まったマネ展。25歳以下は例によって無料なので、26歳にならないうちにということで。展覧会の構成自体がよく考えられていて、さすが学芸員の企画力のレベルが高いと痛感させられました。日本でもたまにあるけど、このレベルの展覧会がもっとたくさんあると良いのになという感じ。ある画家orある美術館の作品をとりあえず集めて、時代順に並べました、というのが多すぎますね、本邦は。

9日(土)
バスティーユの方のオペラで、「ロミオとジュリエット」のゲネプロ。本公演の前売り券はもうとっくに完売になっていて見られないなぁと思っていたのだけど、オペラ座専属のバイオリニストの知り合いが、ゲネプロのチケットをくれたので。全自由席で、1階前方はすべてプレスに取られているという状態の中、彼女の案内もあり、2階の横でステージに近い席というのを押さえられ、満喫しましたー。オケの人たちが普段着を着ているのと、プレスのカメラのシャッター音がときどき聴こえる以外は、本公演と同じ。

10日(日)
ユネスコで、これまた日本復興支援のコンサート。今度は、コンセルバトワールの卒業生の日本人を中心としたオーケストラで、箱がかなり大きかったから(1350人)かなり大規模で、パリ中の日本人が集まったのでは?と思われるほど大盛況。ソリストは、去年ジュネーヴ国際で優勝した萩原麻未で、優勝した時に弾いたラヴェルのコンチェルト。武満のレクイエムで始まり、ドヴォルザークの新世界からで終わり、アンコールは合唱付きで「さくら」と「ふるさと」。

11日(月)
サル・プレイエルでネルソン・フレイレのリサイタル。シューマン、プロコフィエフ、グラナドス、リスト。アンコール1曲目は「主よ、人の望みの喜びよ」で、特に本人のコメントがあったわけじゃないけど、日本のことを考えての選曲なのかなと勝手に思い、感動していました。2曲目はアナカプリの丘、3曲目は良い曲だったんだけど知らない曲だった。周りのお客さんもなんだろうねと言っており、マイナー作品と思われる。でもスタンディング・オベーション。パリでは結構珍しい。グラナドスが今更ながらかなり気に入ったので、今度弾いてみようかなぁー。


いわゆる「自粛」ムードに照らせば「不謹慎」という人もいるかもしれませんし、実際、フランスでお金を使ったところでなんの貢献にもならないのですが(逆に、日本にいる人たちは、飲み食いして遊んでいっぱいお金を使うべきだとボクは思う。)、一部は復興支援イベントということで、ちょっとした貢献もできたかなぁと思っているので、御容赦を。もちろん、貢献した分より、楽しませてもらった分の方が大きいことはわかっていますが。

これ、冷静に見ると、何もできない海外にいるが故により強くそう感じているという一面もあると思うけど。これから死ぬまでの数十年間、日本人はずっとこの震災の話をするのだろうけど、自分たちは地震の瞬間も、更にはその後の復興プロセスの数か月、数年も海外で暮らしているから、きっとその記憶を共有できないと思われるんだろうな、なんて考えたりもします。

何はともあれ、こんな感じで充実した毎日を過ごしております。
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