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相田みつを美術館(東京国際フォーラムB1F)


それぞれにおなじみの二人の作品のコラボレーション。
改めて並べられてみると、似た概念を扱った作品が多いことに気付き、
それだけでも新鮮な驚きだったのに、二人の見方の違いも際立つ。

バックグラウンドに持つ宗教も、かたやキリスト教、かたや仏教。
そういう固定観念に縛られて見たつもりはないけれど、
それぞれどことなく納得できるものもあるような。
自分は特定の宗教に帰依しているわけではないけれど、
人間を突き動かす「より大いなる存在」というのはあるのかな、と。
というか、そういうモノがあるとどこかで思いながら生きているな、と。
それはあくまで自分の話だけど、そういう生き方は悪くないと思う。

相田みつをの作品を改めてたくさん見ると、
出逢いを題材にした作品が思った以上に多くて、驚いた。
驚いたというか、彼の選ぶ言葉にはっとさせられたというか。
僕は日頃から「日々のさまざまな出逢いに感謝する」と言って憚らないけど、
そういう趣旨のことを、もっと力強く発しているのが印象的だった。
たしかにそうだよね、言葉にしてくれてありがとう、みたいな。

もう一つ、僕の目に止まった題材は「我慢」。
愚痴一つこぼさずに耐えるのが美徳だと歌ったフレーズもあれば、
別に愚痴っちゃえばいいじゃんというメッセージの作品もある。
後者を目にすると気持ちが楽になるけど、短時間で前者も目にすると、
こういうふうに思う人だっているんだから愚痴っちゃダメだ、
とか思ってしまう自分ははたしてMなのだろうか。
そう思ったってことをこういうふうに言葉にしている時点で、
愚痴りたいけど愚痴っちゃいけないのわかってるから愚痴らないんだ、
ということをアピールしているのと変わりないかな、と思う。

少なくとも、自分に与えてもらうメッセージとしては、
前者のほうがより建設的だと思うので、そういう意味では、
前者のほうが見ていてすがすがしい気分になったし、
そういうメッセージは日頃から忘れずにいたいなぁと思った。
そう思って、その作品の絵葉書を買ってしまうあたり、
まだまだ未熟だなと思わなくもなかったけど、そこは素直に買ってみた。
手帳にでも挟んでおこう。
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