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2010.11.12 初レッスン
 というわけで、フランスに到着してから初めてピアノのレッスンを受けてきました。知り合いの紹介でめぐり逢った先生で、とりあえずどんなレッスンをしてもらえるのかを見てから判断すべしと思い、あまり事前に下調べもせずに行ったわけですが、現役の演奏家としても活動しているとは聞いていたものの、まさかあんなに飛び回っている人だとは。日本にも何度も演奏旅行に出かけているそうで、日本でのリサイタルのポスターなんかも見せてくれました。ストラスブールにはコンセルバトワールはないので(フランスであるのはパリとリヨンだけ。)、コンセルバトワール関係の人との出会いは最初からないものと思っていたわけですが、なんとその先生は月に数回、国境を越えてスイスの首都はベルンのコンセルバトワールに教えに行っているのだとか。はぁ、そうですか。。。

 まず見てもらったのは、3月に本番で弾いたバッハ。一度人前で弾いているとはいえ、フランスに到着してから2か月以上、まったくピアノに触れない時間があったので、だいぶやり直した感じで持って行きました。初めての先生のレッスンということもあり、しかも日本ではずっと同じ先生についていたので「初めての先生のレッスン」という条件に慣れていないこともあり、妙に緊張し、最初に通しで弾いた時には散々な出来だったのですが、どう弾きたいのかはだいぶ汲み取ってもらえたようで、だいたいよくできているとのこと。その上で、適切なアドバイスをたくさん頂きました。ペダリングを中心に初めて言われたようなこともあったけど、一般論めいたアドバイスは日本で言われたことと似ていて、相変わらず弱点は克服できていないのだなぁとやや反省。

 次に、2週間前に譜読みを始めたリスト。思いのほか譜読みは終わってしまったので、まだまだ完成からは程遠いのだけど、モチベーション維持のために持って行ってしまった。「2週間しかやってないのに全部弾くの!?」と半ば呆れられつつ全部弾くだけ弾いて、時間も時間だったので、全体として数点アドバイスをもらうだけにとどめる。とりあえず大まかにはこんな感じで良いので、部分的にしっかり仕上げて次回持って来てね、とのこと。

 次回については、バッハは今日のアドバイスを基に若干手直しして次回1回弾けばそれでOKと思われるので、リストをしっかりやりましょう、それと今日やる時間のなかったシューマンもちょっと見てみましょう、とのこと。もらったアドバイスで面白いなと思ったのは、「ここがボルドー(のようなどっしりした存在感のある感じ)だとしたら、ここはボジョレー(のようにきれいにサラサラ流れる感じ)といったところかしらねー。」と普通にワインを例えに出して弾き方を説明されたこと。いかにもすぎるほどフランス的じゃないか。笑 日本で「ここは大吟醸、ここは芋焼酎」といっても、どういう風に演奏するのかはなかなか共有されないだろうし、やはりこの国の文化におけるワインの存在感というのは並大抵のものではないと痛感。
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