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2010.04.08 奥の細道
 縁あって、ほんのちょっとではあるけれど、改めて松尾芭蕉を目にする機会がありました。古典を読むというのは、やはりたまには良いものですね(もちろん「たまには」じゃなくても良いのだけど、古典ばかり読んでいると、他のものを読む時間がなくなってしまうし、概して古典は読むのに時間を食うので、ただでさえ少ない読書量も全体として減少してしまう。)。

 「古典」を読もうと思って、ときどき意識的に岩波文庫を手に取っては、『破戒』『暗夜航路』『虞美人草』などを手に取って来たものの、つまるところそれらは「日本近代文学」と括られるべきものですね。もちろん、日本近代文学をもっと読もうという意識を持った上でのことだったので、そのこと自体には何ら問題はないのだけど、もっともっと遡って古典を読むというのも良いなぁ、と高校時代以来初めて奥の細道に触れて、ちょっと思いました。

 というか、昔から原文で源氏物語を読もう読もうと思っているのだけど、なかなか手付かずで。この際、全部読もうなどと無謀なことは考えずに、主要な巻だけ気まぐれに目を通すというスタンスでも良いのではなかろうか。全部読もうと思うがためにハードルばかりが高くなり、そのために結局一字も読まないというのは、尻尾が胴体を振り回しているような気がしますしね。古事記、日本書紀、枕草子、徒然草、方丈記…読むべきものは他にももっとたくさんあるけど、まぁ興味があるという点で入りやすいだろうから、源氏物語が良いですかね。

 ある国の古典を読むことこそ、その国に対する尊敬の念の源泉である、と聞いたことがあるけれど、それは本当にそのとおりかもしれませんね。
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