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職場で先輩と話をしていて、歌謡界で泣ける名場面の話になりました。会話の中で挙がったシーンが2つ。まずは、80年代を代表するシーン。1985年の日本レコード大賞において「ミ・アモーレ」で大賞を受賞した中森明菜が受賞後に同曲を披露しているところに年老いた両親が登場、明菜が顔をくちゃくちゃにして号泣するという名シーン。続いて、90年代を代表するシーン。1998年のNHK紅白歌合戦において「Canyou celebrate?」を歌う安室奈美恵が、クライマックスで一歩前に出たところで観客の大声援を受け、思わず号泣してしまうという名シーン。皆さん、映像は目に浮かびますか? 浮かばない方はこちら。

明菜は映像を埋め込めないので、こちらのURLから。
http://www.youtube.com/watch?v=UjKNY6PkKi4&feature=related

安室はこちら。


そもそもは、先輩が明菜のシーンを挙げて、いやいや安室もあるじゃないですか、とボクが対抗してみたという展開だったのだけど、先輩いわく、この2つの涙は異質なんだとか。明菜は、聖子との対比において「冷たい」アイドルを演じることを強いられてきて、陰での猛特訓などの苦しさを乗り越えての大賞受賞、それでも気丈に歌っていたのに年老いた両親の顔を見た瞬間に「冷たい」アイドルを演じなければいけないというある種の強迫観念も飛んでしまって、まさに一人の娘に戻った瞬間なのだと(たしかに、そういう風に見るとすごい泣き顔をしている。)。他方、安室は子供産んで復帰しただけで、なんで泣いてるの?と。

ボクの反論は、安室は人気絶頂の時代に産休に入り、それだけでも不安なはずなのに、その頃にはASAYANを始めいろんなところから新世代のアイドルがデビューし始めていて、不安はさらに募っていたはず。復帰したところでこれまでのように受け入れてもらえるか本当に不安だったところに、図らずも観客から大声援を受けて、受け入れてもらえる居場所を見つけたような感覚になり、その安心感から緊張の糸が切れて涙になったのではないか。産休を取ったことにより、芸能界から潜在的に疎外感を感じていたのに、その心配は無用だったと思わせてもらったと肌で感じたからこその涙、というか。

先輩いわく、それは当時中学生だったボクならではの感覚で興味深いと。他方、いまは2児の父となった先輩には、年老いた両親の顔を見て思わず涙してしまう明菜の涙の方がずっと美しく感じるんだとか。そう言われるとそんな気もするものの、やっぱり安室の涙でももらい泣きしてしまうボクがいるのでした。ちゃんと見てね! 一歩前に出始めるのが3分50秒。泣き出すのが4分ジャスト。
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