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2009.10.11 鉄道博物館
に行ってきました。

前から、すごく面白いと聞き及んでいたので。3連休の中日に行くなんて自殺行為かと思ったけど、ほとぼりはある程度冷めたのか、入場制限がかかるほど混雑しているということはなく、楽しむことができました。テレビで映像を見たことはあったけど、実物の列車があれだけたくさん並んでいるのを見るのは壮観ですね。大の大人がこぞって、動くことのない新幹線の座席に座っているのを見るのは、いささかシュールではありましたが(と言いつつ、自分もそのうちの一人。)。巨大年表も、非常に細かく、充実していて、見ていて全然飽きませんでした。周りのお客さんよりもかなりゆっくりしたペースで読み進めていたし(それでも全部の項目を読むことはしなかった。)。年表が頭の上にあって、目の前には同時代に活躍した鉄道にまつわるものがたくさん置いてあるのだけど、ボクは明らかに年表の方が面白くて、現代に近づくにつれて、首が痛くなりました。見ながら思ったのは、自分の専攻としていた20世紀前半の日本の盛衰を、鉄道を通して検証するような論文を書くのって面白いだろうなーということ。南満州鉄道株式会社が設立されたり、台湾縦貫鉄道が敷設されたり(想像していたよりもずっと早かった。)、国内の鉄道をすべて広軌にする計画が持ち上がったけど断念したり、戦時中には初めての女性車掌が誕生したり、列車に対する米軍による機銃掃射が起こったり、時代を象徴するような出来事が鉄道史の中にもたくさんちりばめられており、鉄道経営の観点からも、鉄道の拡張史の観点からも、はたまた社会学的な観点からも、面白い題材だと思いました。もっとも、ボクがあの年表を見て咄嗟に考え付いたことだから、既に先行研究は五万とあるのだと思うけど。あとはまぁ、教授が名著を書いた後藤新平が鉄道院総裁を務めていたことがあるという点でも、かなり面白い研究ができそうですね。そんな研究をできる機会には恵まれないと思うけど。フランスは鉄道国家だから、フランスでそういう論文書いてみようかしら。題材は必ずしも日本ではなくて、同じ着想からフランスの鉄道事情から見るフランス史だって良いわけだしね。あーでも、歴史はとにかく読まなければいけない量ばかり多くて、純粋に語学を使ったコミュニケーション能力を高めるという点ではオススメしない、という人は結構いるんだった。悩ましいですね。

話は逸れましたが、鉄道博物館。小物類もそれなりに充実していました。が、ひとつ残念だったのは、秋葉原にあった交通博物館では実際に操作できるようになっていた、昔の新幹線のホームにあった列車案内のパタパタが、単に展示されているだけで、実際に操作することができなかったこと。あれは子供の頃大好きだったし、今も割と興奮してしまうんですけどねぇ。もっと言えば、昔の切符売り場(窓口)で係の人が使っていた機械(本みたいなものに、駅名が一つ一つ書いてあって、それにピンみたいなものを差して、目的地を機械に指示する仕組みになっているようなもの。わかります?、この説明で。)も展示してあったので、それもぜひいじってみたかった。あとは、路線図の変遷とか(時刻表の変遷は、少し前に特別展があった様子。)、鉄道に関する音に係る企画とか(発車ベルのみならず、アナウンス等も含めて。)、あったらいいなぁと。他方で、機関車やディーゼル車、電車が動く仕組みの類の展示はたいへん充実していました。とても教育的な配慮がなされていて良い展示だなと思わせられるものもある一方で、ちょっと説明不足なんじゃないの?と思うところもなきにしもあらずでしたが、そこは動力に関する部分だったので、子供にわかるようにちゃんと説明するのが至難の業なのだろうな、と思い、仕方ないかと。お土産屋さんでも、何も買わなかったけど、いろんなグッズが出ていて、楽しかったです。500円玉を入れると、山手線各駅の発車ベルが鳴る貯金箱とか、結構楽しかったから、もっと安かったら本当に買ってしまっていたかも(6,000円弱)。それにしても、音に関するグッズ自体はそこまで多くないんだけど、中でもアナウンスとなると、全然ないんですね。それはちょっと残念。ボクは、世に言う鉄道マニアほど入り込んではいないけど、小さい頃から普通の男の子並みに電車は好きで、でも多くの電車好きがその車体や動力に興味を示すのに対し、路線図とか時刻表とか行先表示とか発車ベルとかアナウンスとか、そういうソフトな方に興味を持つ子供だったので、かなり少数派なんでしょうね。
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